死神部屋

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紫闇色の朧に包まれた
強い、強い、風が凪ぐ
それは頬をざらつき
明日をも見えない
死の恐怖が木霊する

それは、過去へと連なる確かな軌跡か
朧の現世
(うつしよ)に反応し
紅蓮の腕
(かいな)が暖かく私を包み込む

貴方がいるから、私は独りであれる
貴方がいるから、私は気高く前を見据えていられる

紡がれた想いは天へと還り
懐かしき日々が虚空へと霧散する

――汝が望むは過去への飛躍か
――汝が望むは今への渇望か

確固たる意志を紡ぎながら
紅蓮の力がその殻を破る

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短編(BLEACH)
たいやき半分、幸せいっぱい
恋次→ルキア 「お!いいものを食べているではないか、恋次!」
そう言うと、『私にもよこせ』と、ルキアが恋次のもとへと寄って来た。
電子レンジ 恋ルキ←一護 「ちょっ待ってろ。 今温め直してやるから」
そう言うと俺は、俺の為に用意してあった晩飯を温め直しにかかった。
私の私の王子様 恋次×ルキア 今となっては、誰が発言元かは判じられないが、気付けば何時の間にやら尸魂界で流行っていた噂話。
そんな事 恋ルキ←一護 ある時、ふと訊かれた質問。訊いて来たそいつは、単に冗談話の延長線として、軽い気持ちで訊いて来たんだとは思う。
だから、一緒 恋次×ルキア ある時、ふと気付いた事。
いつも賑やかで明るい喧騒に包まれる昼休み。だけど、その輪の中からひっそりと抜け出して、独りで弁当を食べているヤツがいる事に。
優しい嘘 ルキア←コン&一護 「コン……。 『家族』とは、如何言ったものであるのだろうな……」
「……姐さん……?」
calling... 恋次×ルキア ふと、独り河原を歩きながら見上げた夜空に、痩せた月がぶらりと引っ掛かっていた。それは、弱々しい光を放ちながらも尚、漆黒の帳(とばり)に見捨てられないよう必死にしがみ付いているかの如くで。




      

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