+今日の兄+


兄、物陰からひっそりと出番を覗うの図
vs恋次戦より、通常よりも倍の瞬歩で駆けて来た兄。
だが、しかし!!そこにはぞくぞくとルキア奪還を目指して駆けつけて来た者達の姿が……!!
その様子を物陰にひっそりと隠れて窺う兄。

「どいつもこいつも後からしゃしゃり出て来よってからに!!
 ルキアは私が助けるのだ!!!!!!可愛い義妹は、私がこの手で助けると決めているのに貴様らは……!!!!!
 今更のようにして、どこからそんなにもわんさかわんさか出て来るのだこんちきしょーっ!!!!何処かへ行け!逝ってしまえっ!!!さぁ、今直ぐに!ほらほらほらっ!!!
 でなくば貴様達は皆、『千本桜』だ!!!!お兄ちゃん、本気だぞ!!!!!!」

そして、ルキア救出のタイミングを、今か今かと妄想計画中な兄。
果たして、兄の妄想計画が実行される日は来るのだろうか!?


兄、ルキアと対面。
単のルキアに身悶えしながらも、煽り文句に抗議中
ルキア。ルキア。嗚呼、私の可愛いくて仕方無い、まいすいーとルキアv
お前は磔にされていても可愛いな。うん。
でも、お兄ちゃん、ちょっとその首輪には吃驚しちゃったよ。
誰の趣味だ?そのうねうねは。首輪はオプションとしていいとしても、それはないだろう。何故に、うねうね。
私はそう言った、ミミズ系のようなものは、貴族として余り好かんのだが。
だが。ルキアが好きなのだったら、兄は喜んでエスカルゴを食すぞ!!!!
お前が好きであれば、兄は毒蛇だって蠍だってへっちゃらさ★

だが……。
『始まってしまったルキアの処刑タイム!』とは……余りにも軽いノリでは無いか?言い方としては、『タ〜イム!ショッピングッ!!!』的なノリに聞こえてしまって仕方無いのだが、それは私の気のせいであろうか?
仮にも、ルキアが処刑されようとしているのだぞ!?
それを、誰がそんな軽んじて言いと言うのか!?
許すまじ!煽りを考えた者よ!!『千本桜』の刑に処そうぞ!!!!


兄、黙々と妄想中。
リプレイもリピート再生バッチグー!
ルキアが何か懇願したようだが、そんな事、『最期の望み』だなんて、言わなくて良いのだぞ?
この兄が、後でちゃんと助けてやるのだから!
さぁ、これからどう演出するか。焦らしは完璧だ。流石私!センスが良い!
ここで一気に、華麗に格好良くルキアを助けるんだぞ。白哉!GO!GO!

千本桜で華々しく蹴散らすのもいいな。
ついでに、あの鬱陶しい爺も消し飛んでくれれば、尚良いんだがな。
ルキア、お前は如何様にして助け出して欲しいか?
さぁ!遠慮無くこの兄に望むがいい!!
ルキア、お前を助けるのは、この兄しかいないのだからな!!!!!

だけど……ちょっとお兄ちゃんは心配なのだよ。
高い所に吊るされているが、ルキア、お前は着物のまま吊るされているだろう?下にはあの京楽なども居るんだ。兄はお前の下着が見えないか気が気でないのだよ。隊長には距離など余り、関係無きに等しいからな。だからこそ、あの時、恋次とも私はあのような高い所に居ながらにして、会話が成立したのだからな。
それで言えば、副隊長も厄介か……。
ならばやはり、ここは先に、下の者から如何にかしていった方が良いのだろうか……。


兄ショー―ックっ!!!!!! 今日の兄と言えば、何と言っても、あの、未だ嘗て無い程に見開かれた瞳と、最後のシーン!!!!!!!
兄ショーックっ!!!!!!そして、神凪もショーックっ!!!!!!!!!イラが、保存出来なくなって無理矢理スクリーン保存(涙)だから、表示が小さくて変。

さ〜て!何時もの如く、朽木さん!お願いしますっ!!!!!


な、な、な……なんなのだ!?何が起きたっ!?誰が来たっ!?
あれは、誰っだ!誰っだ!(古!)
おいおいおいおいおいおいっ!!!!ちょーーっと待つのだ皆の衆ーーっ!!!!
え?苺?一と五?オレンジ恋次?(最早、訳が解りません白哉さん)
あれは確か……ルキアと人間界で同棲していた羨まし許すまじ小童ではっ!?そして、私がルキアにもう、手出しは出来ぬようのにと死神の力を破壊したはず!?
なのに、何故、あやつが居るのだっ!?狽ヘっ!!
奴が主人公だからかっ!?だから、ここぞとばかりに良い目が見れるのか!?そうなのか!?やはり、そうなのか!?!
この私が、どんなに苦労してルキアとコミュニケーションを取ろうかと、毎夜毎夜思い悩んでいるのに、あのどこかの変眉犬だって、幼馴染みと言う、実に美味しい位置にいるはずなのに、中々報われないと言うのに、順序を(白哉さん、順序って何でしょう?)すっ飛ばして必ず役得が貰えると言うのは、やはり主人公だからかっ!?

しかも、しかも、しかも……っ!!!!!!!!
何を貴様はそんなにも私のルキアと親しく、痴話喧嘩等しておるのだっ!!!!!!!
私が地上に居るからと思って、そんなにも距離が離れているからと思って、貴様はこの私に会話が聴こえないとでも思ったか、この痴れ者めがっ!!!!!!!(兄、激しくお怒り中)

それに、き、き、き、貴様ーーーーっ!!!!!!
よ、よ、よ、よくもっよくもーーっ!!!!!私の目の前で、可愛いルキアにセクハラを働いてくれたなっ!?
その行為、万死に値するっ!!!!!!貴様は問答無用で『千本桜』だ卍解だ恋次よりも凄いのを喰らわしてやるっ!!!!!!!
嗚呼。ルキア。ルキア。私の可愛い義妹。
そのような馬の骨に胸を触られるだなどと、なんと可哀想なっ!!!!!
だが……あの抱え方も美味しいな。
小脇に抱えられる程に小さいルキア……vv
よし!助けた暁にはお姫様抱っこに小脇抱えだ!

待っているのだぞ、ルキア!!!!!必ずっ!!この兄が、魔の手からお前を取り戻してやるからなっ!!!!!!!
行くぞ!千本桜景厳っ!!あの小童をズッタズタのボロボロのメッタメタにするのだっ!!!!!!
あ、でも。ルキアは傷付けないようにしなくては。
兄、お怒りモードMAX状態。最早、
何を言っているのか自分でも解りません。


実は密かに命中率が五割な事を気にしている兄
心密かに舌打ち
巷で、ヒット率が五割だなどと、そんな事では千本桜の意味が無いだのと言われているが。
今日こそは許さん!!!!許さんぞ、黒崎ーーーーっ!!!!!!!!!
このストロベリーめが!!!!!そこになおれ!成敗してくれようっ!
お前に比べれば、恋次など可愛いものだ。ああ、そうだ。そうだとも。
お前はダメだ。お前だけは認めぬ。ルキアが懇願しようが何をしようが……いや、何≠するかによってはまぁ、考えなくも無いが……て、い、いや、違うぞ!違うぞ白哉!それでは根本的な解決にはならん!その時はよくとも、それでは許してしまうと言う事にはかわりないではないか!ああ、そうだ。やばかったな。許してしまえば元も子もないのだったって、ああ、違う。違うぞ。私!今はそのような事が言いたいのではない!

よくも、よくも、よくもよくもよくもよくも………………………!!!!!!!!!!!!!!(怒り度鰻上りに上昇中)
この私の美味しい出番を横取りしおってからに……………!!!!!!!!!!!!!!!!(MAX120%壊れます)
私がこんなにも綿密かつ冷静沈着に順を追って、華麗に絢爛豪華によりインパクトを付けて感動的なと計画していた可愛い可愛い私の、私だけのルキア救出劇を、こやつは、よりにもよって!!!皆が見ている前でぶち壊しよって……!!!!!!!!
これでは私がどうして今までルキアを助けず、焦らして来たのか意味が無いではないか!!!!!!今までの私の苦労は!?努力は!?ルキアと上手くコミュニケーションが取れず、日夜努力して来たという、この汗と涙で曇って見えなくなってしまうような、涙ぐまし過ぎるあの日々は何だったと言うのだ!?
私がな、どんなに今までお兄ちゃんらしくしようとな?貴族の風習に馴染めず、昔の仲間が恋しくて、夜に枕を濡らしていたルキアの為に!ああ、そうさ!ルキアの為だけに、私はわざわざルキアが好きな物を買い集め(某副隊長に多大な迷惑を掛け)、しかし、それも中々渡せずに悲しく切ない日々を過ごして来たと言うのに、この生意気糞餓鬼は!!!
あの日々を挽回するに、実に相応しい機会だと思って、この日を今か今かと胸をときめかせて待ち望み、待ち焦がれていたと言うのに、この黒崎は!!!!!
あろう事か、一番美味しい所で示し合わせたかのようにして出て来てルキアを助け出し、あまつさえ、あのヘタ恋次に投げ渡し……そうだ……そうだった……この小僧は、私の可愛いルキアを、投げ渡したのだったな……そうだ。手渡したのではなく!『投げ』たのであったな…・・・ 。(更にふつふつと新たな怒りが現出)

あれが、ルキア命な番犬恋次だったから良かったものの、他の奴らだったら……。考えるだに恐ろしい。黒崎一護……。どうしてくれよう。
命中率が五割だと?上等だ。このような糞生意気な小僧には、五割で十分なのだ。『見切った』だとか生意気な事をほざいているが、ふっ。ルキアの為ならば、幾らでもこの瞬歩。早くなるぞ?黒崎。
ルキア!!待ってるんだぞ!!!!!!この兄も後で追い着くからな!!!!!!


今までに無い怒りに満ち満ちた兄。
周囲にシスコンパワーが満ちまくっています。
何故ルキアを助けないだと!?そのような愚問を貴様はわざわざ訊くと言うのか!?
そのような事!貴様が先に、私の見せ場を掻っ攫って行ったからに決まっているではないか!!!!!!!!!!
全ては貴様のせいだぞ黒崎一護っ!!!!貴様が私が綿密に、綿密にと練り込んでいた計画を、横から全て奪って行ったせいではないかっ!!!!!!このすとろべりーめがっ!!!!!
何が『すとろべりー』だ!私は甘いのが大嫌いなのだ悪いか放っておけ!
だがな!私の可愛いルキアに勧められた時は、致し方無いが、餡が尻尾まで詰まった、吐き気がしそうに甘ったるいたいやきであったとしても、私は食すぞ。嗚呼、全て食べきって見せるとも!
だが、貴様は嫌いだ。大嫌いだ。憎らしい。顔も見たくない!
幾ら、私の愛して止まないルキアの頼みであったとしても、貴様だけは何があっても許しはせぬ!!!!
しかも、何だ貴様は!?私が本気でそのような事を言っているとでも思っているのか!?『ルキアをこの手にかける』など、口実にすぎぬではないかこの莫迦者が!
ルキアを手にかけると見せかけて、私がしっかりと匿うのだ!決まっているではないか!!!!今はあの犬コロ恋次と逃亡しているようだが、ふふふ。私のルキアセンサーに掛かれば、そのような距離、瞬歩で瞬時に詰めて見せるさ待っているのだぞ。可愛い可愛いルキアvマイラヴv(爆)

だが、その前には、このすとろべりーにシスコンの素晴らしさを、徹底的に叩き込まねばなるまい。こやつは甚だしく勘違いをしているようだからな。
いや。叩き込むだけであっては、それでは私の気が済まぬ。何せ、こやつは私の折角の見せ場を。一大せれもにーである、『らぶらぶルキア救出劇場vby白哉案』を台無しにしてくれたのだからな。
ふ、ふふ、ふふふふふふふふふ…………。存分に、焼きを入れてやるぞ。黒崎一護すとろべりー男よ。

この、我が誇らしきシスコン魂に誓って、貴様をこの先へは通しわせぬ!!!!!!


+ブラウザを閉じて瞬歩+